絶望記念日

勤続20年に及ぶ正社員だったけど、会社の業績不振を理由に解雇され、その後は再就職もできずに先に不安を感じる毎日を送る。

生きるって…

生きるって難しい。

 

僕は今まで一生懸命生きてきた。

 

しかし、社会からは排除されてしまい、それでもこうして生きているのは、今のところ死ぬ理由がないからだ。

 

だけど最近、死んでも良いかなって考えることも多くなってきた。

 

目が見えなくなったこともあるけど、見えなくなったことよりも、そのための医療によって医師から受けた無責任な言動。

 

いくら就職活動をしても、どこも僕の年齢を知るまでは前向きだったのに、僕の年齢を知ると同時に「もう決まってしまいました」。

 

会社を辞めさせられたのに、その後も業務に関わる責任を負わされ続けた。

 

自分たちを正当化するため、僕を排除しておきながら僕の悪口を言ってまわり、まるで僕が悪事を働いて排除されたかのような事実無根の噂を広めた関係者たちの存在。

 

ギャンブル代欲しさに僕を陥れた義父の存在。

 

他にも数え上げたらキリがないが、どれも僕の人生では打撃になったことばかり。

 

僕がいくら釈明しても、他人は僕の言うことよりも社会的地位の高い人の言うことを信じ、僕よりも年齢のいった義父の言うことを信じ、すべて僕が悪い、僕の被害妄想と決め付ける。

 

あとどのくらい生きるのだろう、どのくらい生きなくちゃいけないのだろう、辛い。