絶望記念日

勤続20年に及ぶ正社員だったけど、会社の業績不振を理由に解雇され、その後は再就職もできずに先に不安を感じる毎日を送る。

目が見えなくなった騒動の顛末

失明とまでは言えないが目が見えない」で詳しく書きすぎたため、当事者と思わしき人物から警告をいただいたので、一旦記事を外した。

 

とりあえず時系列で、実際に起った事実のみを書き記す。

 

 

ある日の朝、目覚めたら片目の視力が落ちていて、通常見えるものが見えなくなっていた。

 

慌てて眼科へ行くも、眼科では見えなくなった原因、病名、対処法などは特定できず、ほぼ、お手上げ状態で総合病院を紹介される。

 

総合病院へ行き、ありとあらゆる検査を受けてみるも、やはり原因、病名、対処法が特定できず、最終的に「白内障」と診断され、白内障の手術を受けることを勧められる。

 

白内障なら手術を受ければ治ると思い、それを確認したところ、治るかどうかの明確な回答がなかった。

 

見えなくなった原因が白内障なのかを確認しても、やはり明確な回答を得られなかった。

 

では、白内障の手術を受ければ元通りに見えるようになるのかを聞くと、「白内障の手術を受ければ白内障は治る」との回答のみで、見えるようになるのかならないのかの回答がなかった。

 

その場で聞いた手術費用や入院費用及び治療費などは決して安いものではなく、確実に見えるようにならなければお金をかける意味がない。

 

見えなくなった原因が間違いなく白内障で、手術を受ければ見えるようになるのかと再三尋ねるも、やはり「白内障の手術を受ければ白内障は治る」と言われるだけで、会話が噛み合っていなかった。

 

原因がわからず、高額の費用を工面して手術を受けたとしても、見えるようになるかどうかもわからないのでは意味がないので、その場は手術を断わり、検査費用だけを支払って帰って来た。

 

眼科の検査費用、目薬代、総合病院への紹介料、総合病院での検査費用と、なんだかんだとお金をかけたのに、結局少しも先へ進まず何も変わらず、僕は不自由な生活を送ることになる。

 

それから数ヶ月、最近になって白内障のはずの目の視力が回復し始めた。

 

若干だが、見えなくなった当初よりかは症状が改善され、当時に比べたらずいぶんと読み書きができるようになった。

 

僕は、ある日突然目が見えなくなるという、前例のない、自然治癒する珍しい白内障患者ということになった。

 

以上、目が見えなくなった騒動です。